2025/05/19 日本の年間平均降水日数は、地域によって47%から27%ぐらいとへだたりがあるものの、平均すると約3割だそうでございます。これをどう見ますかねぇ。7割晴れと申しますと多いように思いますが、野球でも3割バッター申しますと、打つイメージございますからな。最初から晴れと分かっているような時や、天候別に関係ないという日は、晴れ雨関係ございませんし。雨が少ない時分があるところも多ございますし。雨男・雨女などと思いこんでいる方もいらっしゃいますが、そういう方はこの雨が絶対降らないようなときは当然のものとして勘定に入れず、雨が降るか降らないかという日の中で、雨が降った確率を考えてしまうために、自分がいると雨が降る、と思いこんでいるのかも? しれません。それでしたら分母が小さくなるので確率は高くなりますからな。
(タイトル下に入り切らなそうなので、こちらへ)
3本足のカラスと申しますれば、
サッカー日本代表のエンブレムでございますな。
それがが日本サッカー協会のシンボルマークに採用されたのは意外に古く、
1931年(昭和6年)のことだとか。
この鳥、日本神話に登場する八咫烏と同定されておりますが、
実は『古事記』でも『日本書紀』でも八咫烏が3本足という描写はございません。
3本足のカラスと申しますれば、
サッカー日本代表のエンブレムでございますな。
それがが日本サッカー協会のシンボルマークに採用されたのは意外に古く、
1931年(昭和6年)のことだとか。
この鳥、日本神話に登場する八咫烏と同定されておりますが、
実は『古事記』でも『日本書紀』でも八咫烏が3本足という描写はございません。
八咫烏を3本足とする最古の文献は、平安時代中期(930年頃)の「倭名類聚抄」。
中国や朝鮮には太陽の中に棲むという「三足烏(さんそくう)」がおりまして、
それと同一視されたのではないかという説がございます。
実際、『日本書紀』の時代、
日本では3本足のカラスを特にありがたがってはおりません。
西暦でいうところの650年、孝徳天皇の御世。
穴戸国の司・草壁醜経が白い雉を献上いたしました。
それをめでたいしるしとし、
元号をを白雉(はくち)に改めるのでございますが、
その決定にいたるまで、これがどういう兆候かと
朝鮮から来たえらい法師の方に訊くわけでございますな。
それをめでたいしるしとし、
元号をを白雉(はくち)に改めるのでございますが、
その決定にいたるまで、これがどういう兆候かと
朝鮮から来たえらい法師の方に訊くわけでございますな。
すると中国や朝鮮などでの白い鹿、白い雀、そしてまさに白い雉の例などを出し、
これはめでたいしるしだとおっしゃるのでございますが、
その中に出てまいるのでございます。
「(前略)大唐に遣わされた使者が死んだ三本足の烏を持ち帰りましたときも、
高麗の人々は『めでたいしるしだ』と申しておりました。
このようなささいなものまでみんなめでたいものだと言っております。
白い雉ということになればもちろんでございましょう」
(『日本書紀』井上光貞:責任編集
中公バックス 日本の名著 1/昭和58年5月)
日本では3本足の烏は、めでたいしるしかどうか以前に例がなく、
しかもここではささいなこと扱いされているのでございますよね。
しかもここではささいなこと扱いされているのでございますよね。
おそらくその後、平安時代になって
八咫烏に箔を付けるために三足鳥の要素を採り入れたのでございましょう。
八咫烏に箔を付けるために三足鳥の要素を採り入れたのでございましょう。
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