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2024/11/21 ソニーがKADOKAWAの買収を検討している。交渉は早ければ数週間で決着する可能性も、という話が2~3日前飛びこんでまいりましたな。これが本当でしたら、KADOKAWAのサイバー攻撃直後から話があったのでございましょう。これが成立すると紙媒体が減りそうですなぁ。清濁併せ呑むKADOKAWAの濁の部分が捨てられそうな気も。niconicoなんて過激な書き込みはアウトになって、映画やアーチストのプロモーションに使われそう。コンピュータゲーム界隈も合併・再編で面白くなくなった気がするけど、そうなるんだんだろ……のかなぁ。まぁ、技術のソニーでございますから、サイバー攻撃に対してはかなり信頼度の高いものとなりそうではございますが。
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(上に書こうと思ったのですが、はみ出てしまったのでこちらへ) 
 
「トンネルズ&トロールズ」第五版(社会思想社)
「モンスターの作成」p.66-67には、
思いつくままにさまざまなモンスターが並べられております。
 
 中には、ただの動物だったり、ピテカントロプス、人間嫌い、男(女)嫌い、
なんてものも並記されており、ホントに思いつきで、T&Tらしいと申せましょう。
 そんな中、「ジャブジャブバード」「スライシー・トゥーヴ」なる単語が……。
聞いたことあるけど思い出せない……。
 
 調べてみると、
ルイス・キャロル先生の「ジャバウォック」に出てくる単語でございました。
忘れてるなぁ。
 「モンスター! モンスター!」のモンスターカタログに載っていないのも
当然でございますな。
 
 でももともと、「トンネルズ&トロールズ」ってのは、
世界観を定めずに、パロディ的に何でも取り込んでいくのが、
本来の楽しみ方ではございますよね。
 
 ケン先生が「トロール神の恐るべき20体」で、
あんなにワンダリング・モンスター表があるじゃないか、
あれ以上のものは、自分たちで独自のものを勝手に作ってくれ、
みたいなことをおっしゃっておられるのも、そのためでございましょう。
 
 今では「トロールワールド」が公式に設定され、
「トンネルズ&トロールズ」もまともなTRPGとなりましたが、
初期のこうした何でもありパロディ的なスタイルでプレイしてみるのもよろしいでしょう。
 いろいろなモンスター、幻獣・妖精事典をひっくり返してね(*)
 その際、MRではなく、
能力値でプレイしてみれば、また違った面白さになると存じます。
 
(*)ボルヘスの「幻獣事典」なんかオススメって書こうとしたけれど、
   ちょっと登場させにくいモンスターが多いですな。
   ア・バオア・クーなど、
   出典は記されているけれど実はボルヘスの創作ではないかという説もあるように、
   他ではあまり出てこないない珍しいモンスターも多いのですが……。
   (サラタンをザラタンと表記したのも、彼だそうでございます)。
   
   でも、アレンジのソースにはなると思います。
 
   あとは、速水先生の『螺旋人リアリズム』(イカロス出版)の
   シリーズあたりあつかいやすいかも。
   他の方のイラスト集でも良いのですが、
   モンスターなど単体のイラストがあれば、それを見せて、こいつと戦え、
   というのがやりやすいのではないかと思います。
   具体的な形があれば、GMが特徴を考えやすくもございますからね。
  (この場合、即興で遊ぶならMRの方がいいのかも?)
 
 「T&T」は、そのような自由な遊び方も楽しいものだと存じます。

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