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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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(タイトル下に書くつもりだったのですが、長くなったのでこちらへ)
 
11/14 のタイトル下では、『古語拾遺』における「面白」の語源を紹介いたしました。
 なんと、天岩戸神話が語源……。
 面白い。
 
 それはともかくといたしまして、その天岩戸の話。
 
『世界の伝説と不思議の図鑑』
サラ・パートレット:
著 岩井木綿子:訳
(エクスナレッジ/2015/1)
 
という、オカルト系といえばいいのかな、本にも載っておりました。

が、
これがヒドい。
 
 天照大神は鏡に映った自分の姿を自分より美しい女性がいると勘違いし、
彼女を滅ぼそうとして岩戸から飛び出してきたことになっております。
 
 他にも、
 
イザナミノミコトは、復讐のために毎日1000人の人間を
食い殺すと宣言したことになっておりますし……、
 
天の沼矛宝石で飾られているなんて話、どこから出てきたんだろ?
  
 崇徳天皇(上皇)は天狗となり、長いかぎ爪で少年や僧を襲った。
僧たちは青木ヶ原樹海の木に逆さ吊りにされ放置された、
 
なんて話、聞いたことがないけど……。
 
 日本についての項目は、それほど多くはございませんが、
それでも、他にも聞いたことのない話や、首を傾げざるを得ない記述がございます。
 
 この手の本にはよくあることではございますが、
何か恐ろしい方へ恐ろしい方へと話を盛っているふしがございますな。
 
 眉につばをつけて読んだ方がよさそうでございますな。
 
 作者はロンドンの方だそうで、
ヨーロッパの話は下手なことしていないかもしれないかもしれませんが、
信用は出来ません。
 
 逆に、フィクションとして書く場合には、
こういうのがヒントになるのではないでしょうか。
 
 キリスト教は、異教の神を怪物呼ばわりしてきた歴史がございますが、それにしても。
 
 
 
 
 それにしても、日本の神さまに対してなんてことを書くんだ!!
  
 ぐらいは申しておいた方がよろしゅうございましょう。

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