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2024/05/15 また自転車のチューブが裂けてしまいました。今度はパンク予防剤を入れていないにも関わらず。なので、「自転車のパンク予防剤を使ってみたところ…デメリットいたしました」の記事は消しておきます。自転車屋さんの話では、原因は空気の入れすぎとのこと。でもパンク予防剤をつかってからのここ1~2ヶ月で4回だからなあ。その前だって同じくらい空気入れていたし、にもかかわらずタイヤが裂ける事なんてなかったけれどなぁ。とりあえずわたくしといたしましてはパンク予防剤はもう使わないことにいたします。皆さまは皆さまの判断でお願いいたします。
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(上に書ききれなかったのでこちらへ)

 ちなみに、アイリッシュの『夜は千の目を持つ』は、

ヒロインの父親の死を予言した青年の言葉が、
本当に超常的な力なのか、それとも犯罪性のある企みなのか、
予言は成立してしまうのか、それとも阻止できるのか、

という謎で読者を引っ張るサスペンスでございます。
 
 予言などあるはずはない。
でも、それまでに成立した予言を考えると、
よほど綿密な計画と組織、それに偶然がなければ不可能としか考えられない。
 
 はたして、真相は──。
 
 といった感じですな。
 
 本文の2/5でしたか、かなりの部分をヒロインの独白が占め、
しかも彼女が1回だけ、ミス・リードって表記されるんですよね。

 そのため、叙述トリックもあるかな、って考えなければならないのが悩ましいところ。

 アイリッシュの作品でもございますし。

 捜査側は警察ですが、ボランティアみたいな立場で任に当たっております。
 
 その行動──と申しますか、途中のエピソードのほうかな、もう少し緊密な
感じがあった方が良いようにわたくしには思われました。
 
 事件と捜査が交互に展開するのですが、
そのせいか淡々とした印象を受けたのでございますよね。

 とは申せ、最後まで緊張感をもって読ませてくれる作品でした。
 
(もう少し書きたいのですが、結末に触れることになりますのでこの辺で)
  
 
 ちなみに、予言に出てきたライオンは、
早い段階でだいたいどこのものか分かりました。
 
 都筑道夫先生が書いておられたことで、
大して重要そうでもないところで、不必要なほど描写が細かい場合、
そこがあやしいっていうのがあるんですよね。
 この場合も、それに当てはまるかと存じます。

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