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2024/11/21 ソニーがKADOKAWAの買収を検討している。交渉は早ければ数週間で決着する可能性も、という話が2~3日前飛びこんでまいりましたな。これが本当でしたら、KADOKAWAのサイバー攻撃直後から話があったのでございましょう。これが成立すると紙媒体が減りそうですなぁ。清濁併せ呑むKADOKAWAの濁の部分が捨てられそうな気も。niconicoなんて過激な書き込みはアウトになって、映画やアーチストのプロモーションに使われそう。コンピュータゲーム界隈も合併・再編で面白くなくなった気がするけど、そうなるんだんだろ……のかなぁ。まぁ、技術のソニーでございますから、サイバー攻撃に対してはかなり信頼度の高いものとなりそうではございますが。
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2019/08/14 (Wed)ゲームブッククイズ(140)
呪文の出典は、
 
幻し城の怪迷路』にて、マーリンが唱えようとしていた
(そしてピップが答える)呪文は、
何という作品に登場したものかを答えさせるものでございました。

で、その蛇足では、
 
マーリンが唱えていた呪文、
 
 辛い 辛い 苦労と不労
 辛い 辛い 苦労と不労
 つぶやく つぶやく 苦労と不労
 ぶつぶつ ぶつぶつ 苦労と不労
 
が、原文ではどのようになっていたのか、
ない頭を絞って考えております。
 
 で、わたくしの出した答は、
 
 「おそらく原文は、
 
 Trouble trouble     toil and toiless
 Trouble trouble     toil and toiless
 Burble burble     toil and toiless
 Grumble grumble toil and toiless
 
 という感じなんじゃございませんでしょうか。」

 で、ございましたが、
 これが、全然間違っておりました!!

 
 いえね。

 ふと思いついて、「すべての言語」を選択し、
 
grail quest tomb of nightmares text 
 
でグーグル検索してみたら、こんなページが見つかってしまったのでございます。
 
 
 
 

マーリンって紹介していいのかなぁ。
でも、紹介しないと話が続きませんし──。
というわけで、何を参考にしたかを知りたい方だけ、
必要な部分だけを目をつむってごらんください。

いちばん下のタイトル部分をクリックすると、
フルスクリーンでも見ることができます。 
 どちらを参照にするにしろ、
GOLDRUSH!」のページの下の方に答が書いてございました。
 
Bitter, bitter, toil and tritter?
Mutter, mutter, toil and trutter?
Bongie, Bongie, toil and trongoe?
 
かな?
  
全然違っておりました。
 
 まず、
 
4行って書いて、4行詩にしたけど、3行しかないじゃん!
 これは、完全にわたくしのミスでございます。
 翻訳でも3行しかございませんでした。
 
 予想した原文も、全っ然合ってない
 
 正解の原文の単語をひとつひとつ見てまいりますと、
 
 bitter苦みとか辛さですよね。
 
 toil は、骨の折れる仕事。これは元の原文と同じなので合っておりました。
  
 and は、「
 
 tritter は手持ちの辞書では出てまいりませんでした。
 検索してもよく分からない……。人名?
 
 mutterブツブツつぶやく
 
 trutter も分からない。これも人名?
 
 Bongie も出てまいりませんでした。
 bongがゴーン、ゴツンなど、頭を叩いた音だそうでございます。
 検索してみると、これも人名?
  
 trongoe も出てまいりません。
 検索するとこれも人名みたい。
 
 というわけで、「こんなの分かるわけないじゃん!!」でございます。
 
 おそらくマーリンは
ホントにデタラメを口ずさんでいたということなのでございましょう。
 訳す人の苦労など知らないで。
 
.. それにしても、これ(原書)を見ておりますと色々なことが分かりますな。

 まず、14 は、
翻訳の際に 13 から 14 になったようなことが言われたりいたしましたが、
もとからして14 なのでございますな。
 
 それとイラストでございます。
 原書のイラストが悪かったから、日本語版ではフーゴ・ハル先生が描いた
みたいなことを聞き及んだこともございますが、
原書イラストもなかなかいいアジではございませんか。
 
 サラブックスの感じに合わないとか、
FFシリーズと差別化を図りたかったというのもあるかな。
 
 ……いや。
 やっぱり変えたほうがいいところもあるかな?
 
 などと考えながら、絵を見ていたのでございますが、
もしかすると、原作には魔神様のご尊顔がない? 
 (ハル先生の魔神様とは別の魔神様がいると思っておりましたのに)
ピップ・ジュニアも登場しない?
 
 それに7巻は、ストーリー展開
両者ともそれほど変わらないものの、
内容的にかなり変わっているみたい。
 
 特にパズル部分でございます。らせん迷路
 巻末にあった「らせん迷路」や
はらわた迷路」も原作にないですし、
「幻し城──」の最大の特徴ともいえる、
三角にドクロのパズルない!!
 
 英語読めないので確かなことは申せませんが、
内容的には本当に別物という感じでございます。
 
 それをどう評価するかは、
それぞれでございましょう。
 
 でもわたくしといたしましては、
日本語版でプレイできてよかったなぁ、
 と思います。
 
 できれば、どなたかに翻訳していただいて、
本国の方にも
日本のドラゴンファンタジーを
プレイさせてあげたいところでございます。

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無根拠ですが
今思ったけど、マザーグースの早口言葉、「ベティ・ボター・ボート・ア・バター」が元ネタかもしれんなあ、と……。
ポール・ブリッツ URL 2021/02/28(Sun)01:21:48 編集
保留
そうかなぁ?
早口言葉に寄せていく場面ではない気がいたしますが。 
わたくしにはわかりません。
道化の真実 2021/03/09(Tue)02:10:46 編集
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