2024/11/21 ソニーがKADOKAWAの買収を検討している。交渉は早ければ数週間で決着する可能性も、という話が2~3日前飛びこんでまいりましたな。これが本当でしたら、KADOKAWAのサイバー攻撃直後から話があったのでございましょう。これが成立すると紙媒体が減りそうですなぁ。清濁併せ呑むKADOKAWAの濁の部分が捨てられそうな気も。niconicoなんて過激な書き込みはアウトになって、映画やアーチストのプロモーションに使われそう。コンピュータゲーム界隈も合併・再編で面白くなくなった気がするけど、そうなるんだんだろ……のかなぁ。まぁ、技術のソニーでございますから、サイバー攻撃に対してはかなり信頼度の高いものとなりそうではございますが。
というわけで、『世界 魔法道具の大図鑑』にも
そのバトンが収められている『黄金バット』でございますが、
いやはや、この本も微妙なところをついてまいりますな。
そのバトンが収められている『黄金バット』でございますが、
いやはや、この本も微妙なところをついてまいりますな。
と申しますか、外国の本で、数ある日本のスーパーヒーローを差し置いて、
黄金バットが出てくると思います? 普通。
コウモリだけが知っているような御仁でございますよ?
と思って調べてみましたら、いえいえ、そんなことはございませんでした。
むしろ、黄金バットこそ、日本のスーパーヒーローの元祖のようでございます。
その嚆矢は、1930((昭和5)年、黒バットという怪盗を退治するために登場した
正義のヒーローなのだそうでございます。
正義のヒーローなのだそうでございます。
媒体は紙芝居でございますし、行き当たりばったりで出てきたのでは?
という感がございますが──。
という感がございますが──。
とにかく、
スーパーマンが1938年の登場だそうでございますから、それよりもずっと早い。
スーパーマンが1938年の登場だそうでございますから、それよりもずっと早い。
日本のではなくて、この手のスーパーヒーローとしては、世界初なのかも。
空を飛んだのも黄金バットの方が先だそうでございます。
ちなみにスーパーマンは、最初空を飛ぶ設定はなかったのですよねぇ。
「高いビルをもひとっ跳び」というフレーズは
ジャンプで跳び越えていたということで、
自在に空を飛ぶようになったのはアニメ化されてから。
それも、アニメを作っている人の勘違いからだそうでございます。
「高いビルをもひとっ跳び」というフレーズは
ジャンプで跳び越えていたということで、
自在に空を飛ぶようになったのはアニメ化されてから。
それも、アニメを作っている人の勘違いからだそうでございます。
まぁ、ビルを跳び越したら、空だって飛べそうですよねぇ。
マントがございますし──。
さて、ウィキペディアの外部リンクのいちばん下には、
戦後に描かれた『黄金バット』のマンガへのリンクがございましたので、
それを読んでみることにいたしました。
戦後に描かれた『黄金バット』のマンガへのリンクがございましたので、
それを読んでみることにいたしました。
吹き出しは追わず、絵だけを見たのですが、何か予想していたのと違う。
ダイナミック。
スーパーヒーローものというよりも、ヒロイックファンタジーですな。
高層ビルあり秘境あり、モンスターありロボットありで、
バローズ(『火星シリーズ』など) を思い起こさせますよね。
絵の構図なんかも、ヒロイックファンタジーに付されたそれを思い起こさせます。
戦後マンガの歴史と申しますと、
手塚治虫先生を中心として語られることが多ございますが、
紙芝居とか絵物語の世界などにも、
もっともっと注視をしなければなりませんな。
手塚治虫先生を中心として語られることが多ございますが、
紙芝居とか絵物語の世界などにも、
もっともっと注視をしなければなりませんな。
実際、紙芝居からマンガの世界に転身した方も多くおられるわけですし。
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