2024/05/14 数日前、テレビを点けたら片付けの番組をやっておりました。いっぱいになったガラス張りの食器棚から食器を全部おろし、空になった食器棚に並べていくのでございますが、その際食器棚をステージ、食器を俳優と考えるのだそうでございます。で、そのステージに立って見栄えのする俳優から並べていき、一人一人の俳優が輝ける以上は置かない。ゴチャゴチャする前にやめ、あとはは全部捨てる、というのでございますな。いやぁ、わたくしには出来ない。お金持ちの発想だなぁ。わたくしは捨てられる側だからなぁ。ゲームの資源管理と考えは同じでしょうが、それでも必要以上にシンプルにするというのは難しいかも。これも必要そうとか、予備としてみたいに入れちゃうものなぁ。
というわけで、『世界 魔法道具の大図鑑』にも
そのバトンが収められている『黄金バット』でございますが、
いやはや、この本も微妙なところをついてまいりますな。
そのバトンが収められている『黄金バット』でございますが、
いやはや、この本も微妙なところをついてまいりますな。
と申しますか、外国の本で、数ある日本のスーパーヒーローを差し置いて、
黄金バットが出てくると思います? 普通。
コウモリだけが知っているような御仁でございますよ?
と思って調べてみましたら、いえいえ、そんなことはございませんでした。
むしろ、黄金バットこそ、日本のスーパーヒーローの元祖のようでございます。
その嚆矢は、1930((昭和5)年、黒バットという怪盗を退治するために登場した
正義のヒーローなのだそうでございます。
正義のヒーローなのだそうでございます。
媒体は紙芝居でございますし、行き当たりばったりで出てきたのでは?
という感がございますが──。
という感がございますが──。
とにかく、
スーパーマンが1938年の登場だそうでございますから、それよりもずっと早い。
スーパーマンが1938年の登場だそうでございますから、それよりもずっと早い。
日本のではなくて、この手のスーパーヒーローとしては、世界初なのかも。
空を飛んだのも黄金バットの方が先だそうでございます。
ちなみにスーパーマンは、最初空を飛ぶ設定はなかったのですよねぇ。
「高いビルをもひとっ跳び」というフレーズは
ジャンプで跳び越えていたということで、
自在に空を飛ぶようになったのはアニメ化されてから。
それも、アニメを作っている人の勘違いからだそうでございます。
「高いビルをもひとっ跳び」というフレーズは
ジャンプで跳び越えていたということで、
自在に空を飛ぶようになったのはアニメ化されてから。
それも、アニメを作っている人の勘違いからだそうでございます。
まぁ、ビルを跳び越したら、空だって飛べそうですよねぇ。
マントがございますし──。
さて、ウィキペディアの外部リンクのいちばん下には、
戦後に描かれた『黄金バット』のマンガへのリンクがございましたので、
それを読んでみることにいたしました。
戦後に描かれた『黄金バット』のマンガへのリンクがございましたので、
それを読んでみることにいたしました。
吹き出しは追わず、絵だけを見たのですが、何か予想していたのと違う。
ダイナミック。
スーパーヒーローものというよりも、ヒロイックファンタジーですな。
高層ビルあり秘境あり、モンスターありロボットありで、
バローズ(『火星シリーズ』など) を思い起こさせますよね。
絵の構図なんかも、ヒロイックファンタジーに付されたそれを思い起こさせます。
戦後マンガの歴史と申しますと、
手塚治虫先生を中心として語られることが多ございますが、
紙芝居とか絵物語の世界などにも、
もっともっと注視をしなければなりませんな。
手塚治虫先生を中心として語られることが多ございますが、
紙芝居とか絵物語の世界などにも、
もっともっと注視をしなければなりませんな。
実際、紙芝居からマンガの世界に転身した方も多くおられるわけですし。
PR
この記事にコメントする
カレンダー
プロフィール
HN:
道化の真実
性別:
男性
趣味:
ゲームブック
最新記事
(05/08)
(05/06)
(05/02)
(04/30)
(04/25)
最古記事
リンク
最新CM
[11/01 道化の真実]
[10/26 ポール・ブリッツ]
[06/01 道化の真実]
[05/29 ポール・ブリッツ]
[05/06 道化の真実]
最新TB
カテゴリー
ブログ内検索
P R
フリーエリア
<