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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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なぞのまとめ令和元年10月 
 
ジュン 裏表紙
2019/10/01 十月の国ーー
ミューズの神々の統(す)べる国。
永遠に静止せる時間の中、
子供の眼にのみ映る国。
そこにあるものはただ、
夢、恐怖、幻想……そして『ジュン』。
 
――朝日ソノラマ版『ジュン』
石森章太郎 のオビに書かれた、
永井豪先生の献辞でございます。
 かっこいい。
永井豪先生じゃないみたい
(↑失礼)。
 
 十月ミューズの月というのは、
ギリシア神話にあるんだろうな
と思っていたのですが、
そうじゃないみたいですね。
 
 これ、「芸術の秋」からの連想だと
思うのですが、
そもそも「芸術の秋」という言葉が、
日本独特のものなのだそうでございます。
なんでも1918年に雑誌「新潮」で
美術の秋」という言葉が使われたのが始まりなのだとか。
 
 でも「芸術の秋」という言葉がなじんでいるせいか、
十月がミューズの月と言われるとしっくりきますよね。
 
 
 
2019/10/04 って、イギリスでは中世末に絶滅したんだそうですね
(『生活の世界歴史 6 中世の森の中で』堀米庸三編(河出書房/昭和50年10月)。
そういえば、イギリスの民間伝承で、狼男とかあまり聞かないような……。
 
 
 
2019/10/05 このブログの凡例:
引用の(……)は、一文以下、(中略)は一文以上の略を示しています。
出典データの日付は初版のものです。
出典データが不完全なものは、
昔とったメモにあったものなどで、ちゃんと引用先が書いてなかったものなどです。
 
 それと、以前にも少し書きましたが、
ブログの記事中、不自然に文字が大きくなっているところがあったりしますが、
それはわたくしの本意とするところではありません
なんかね、
一部を書き換えたとき、そこだけ文字が大きくなってしまうんですよねぇ。
ソースコードで編集できればそんなことないのでしょうけれど……。
直すのに手間だったりするので、そのままにしています。
 
 
 
2019/10/06 体の栄養になる食べ物が消費税8%のままだったら、
頭や心の栄養になる本も8%のままでいいのに――。
 町の本屋さんにがんばって欲しいから、
ネット上で買う場合は10%、リアル店舗では8%とか。
 
 栄養なんかにならなかったり、害になるものもあるからダメなのかなぁ。
まぁ、酒やたばこと同様に考えて、成人向けは対象外でよさそう。
 それ以上は、どこかの団体で決めるとなると検閲になってしまいそうなので、
一律8%ということで。
食べ物だって食べ過ぎたら体に悪いものとかございますが、一律でございますからな。
 
 
 
2019/10/09 ホラーと申しますと、ものすごく気味の悪いものや、
どうにも救いのない話、後味の悪い作品といった狭い範囲なのでございますな、
わたくしのイメージするところは。
 
 ですから、
敵をやっつけてハッピーエンドみたいな話にホラーと打たれているのは、
どうもピンとこない……。
たとえば『仮面ライダー』が
ホラーアクションと書かれていたときは「えっ」と思ったものでございます。
 
 まぁ、ファンタジーとかミステリー、SFと同列の広い区分と考えれば
一応わかるものの、やはり……。
 
 
 
2019/10/10 ホラーって、
最後まで見ていないもののほうが怖いってことありますよねぇ。
ウルトラQ』などは、かなり後になって最後まで見たら、
ラストがひどくシュールなオチになっているものとかあったりして、
「何コレ?」ってな気になったものでございます。
 
 
 
2019/10/13 台風が大型化しているのは、
太平洋の海面温度が高くなっているからだそうで、
これも地球温暖化の影響でございますな。
これでもし、
自分の国のためだけに各国が気象コントロールを始めたら
ドッグワールド』(石ノ森章太郎)の人類破滅のシナリオに――。
 
 
 
2019/10/14 アドバンスト・ファイティング・ファンタジーの
妖術呪文(『ソーサリー』の呪文)は3文字の英語で表されておりますが、
これをなにかの頭文字と考えて正式名称を作り、
グレイルクエストの魔法と同じようにひらがな4文字ぐらいの
和訳の略称を作ったら面白そうな気がいたしますなぁ。
 それとも逆に、グレイルクエストの魔法をAFFの妖術に組み込むとか。
原文の魔法の略称は、英語3文字か4文字なので、違和感はございませんでしょう。
 
 ただ、「野菜友好術」とか『ソーサリー』で使えるのかなぁ? 
『このすばTRPG』なら使えそうでございますが……。
 
 
 
2019/10/16 NHKBS『世界のドキュメンタリー ロボット兵器』を見ました。
 手のひらサイズのヘリコプター型ドローンが出てきたときは
「おお、『電人ザボーガー』が現実に!」、
昆虫サイズのドローンに対しては
「蠅や蚊やゴキブリをモチーフにしているのか、悪の科学者っぽいなぁ」、
蜘蛛型のドローンについては、「タチコマみたい」
などと興味本位で見ていたのでございますが、
最後あたり、自分の考えで行動し行動パターンを成長させていく自立型ドローンを
人間は制御できるのか、という問題提起には目を引きました。
 古くからSFにあるテーマではございますが、
それが実現しつつある現在、
いっそう深度を深めた問題となったような気がするのでございます。
 
 で、今こそ『サイボーグ009』ではないかな~と。
 自分たちの行動をすべて読み切って行動する敵は「天使編」の恐怖でございますし、
知性化機械はまさにブラックゴースト的ですしね。
 
 知性と申しましても、コンピュータと人間のおつむでは、そもそも造りが違います。
自身で思考を発展させていく自立型と申しましても、
最初の方向付けはプログラミングされたものでございますからな。
 
 人間と似た意思・感情というとらえ方は出来ないでしょう。
 
 かといって、まったく理解不能というのもお話としてつまらない。
そのあたりになにか深化したやりとりが必要になってまいりましょうな。
結局は自分との対話ということになるのかも。
 
 それは別として、
ブラックゴーストがどう関わってくるかも気になるところでございます。
自分の意思で行動する機械を管理できなくなったときどう出るかなど、
面白い話になりそうな気がするのでございますが。

 
  
2019/10/22 『ラブクラフト全集 2』
H・P・ラブクラフト(創元推理文庫/1976/8)ようやく読了。
 創元のラブクラフト全集は、
2巻で挫折する人が多いとは聞いておりましたが本当ですなぁ。
 
チャールズ・ウォードの奇怪な事件
の前半から中盤にすごく時間がかかってしまいました。
チャールズさんの行動の過程が丁寧で、同じような調子が続くため、
しおりをはさんでいないと
どこまで読んだのかがすっかりわからなくなるのでございます。
すっごく繰り返し読んでしまいました。
 この物語、そのあたりを切り詰めて、
短編か中編にしてしまったほうがよい作品に思うのでごさいますが。
 
 「クトゥルフの呼び声」のクトゥルフは
そんなに強そうな感じがいたしませんなぁ。
クトゥルフが具体的に書かれているせいもあって、
得体の知れなさが薄い気がいたします。
 対象になっているのも漁船一隻だけでございますし……。
 現れたらもっと、ものすごい天変地異が起こるものだとばかり思っておりました。
  
 あと、クトゥルフのイラストってみんな同じ感じなので、
もっといろいろなイメージがあっていいのに、
とか思っていたのでございますが、
原作でかなりしっかりと描写されているために、
あまり自由に変更できないのでございますね。
もっと得体が知れない部分があった方が、怖そうなのに……。
 
 
 
 
2019/10/23 9/4に「腕に巻くライトをつけて、
パトロールカーの前を何度かとおったことがございますが、
止められることはございませんでした」と書きましたが、
ついに止められてしまいました。
雨の日だったからでございましょうかねぇか。
腕のライトの光の強さも薄くなっていたかも――。
いつもと違う区域だったので、
人によって解釈が違うということも考えられますし……。
まぁなぜかは分かりませんが。
とりあえず予備のライトは持っていたので、
乗っていくなとかいうことにはなりませんでしたが……
無かったらどうなってたんだろ? 
 
 
 
2019/10/24 10/18。左薬指にケガ。爪をハスに切り、二針縫う。
骨には達していないみたいだし、あまり使わない指、
かつ大したことは無いとはいえ落ち込む。
 
 
 
2019/10/25 マグロは、冷凍保存技術が確立する1960年代より前
下魚として扱われていたそうでございますな。
兼好法師の『徒然草百十九段によりますと、
カツオもその昔はそうだったみたい。
当時鎌倉あたりで極上の魚とされるようになったけれど、
老人の話だと、こんなもの自分の若いころは、
それなりの身分の人が食べるものではなかった、と言ったと書いております。
末法となるとこんなものも上流階級にまで浸透するのだなぁ、
と仏門のかたらしくまとめておりますが、
となると今はさらにヨモスエ?
 
 
 
2019/10/29 西洋の中世の城は、防衛上の理由から、壁も厚くも小さい。
ガラスではなく、油をしみこませた布を貼って採光していたのだそうでございます
(『生活の世界歴史 6 中世の森の下で』
 堀米庸三編(河出書房新社/昭和50年10月)。
ですから、中はかなり暗かったみたい――そりゃ暗いですよねぇ。
 今の感覚からすると、こうした分厚い壁の暗い城は魔王の城で、
のちの時代の大きくガラス窓をとった宮殿やお城は、いい王様のお城という、
まぁ、そんなイメージでございますよね。
 
 武器にしても、モンスターがこん棒で、人間が美しく鍛えられた剣というのも、
過去の野蛮な時代と新しい時代との対比という感じもいたします。
 
 中世には鉄・鋼の剣が貴重で、
短剣というのははじめから短剣として作られたのではなく、
ほとんどが折れた長剣を改造して作られたものだということでございます。
 
 ヨーロッパで鍛冶の技術が進化したのは12世紀
軟鉄の中子を鋼で包み込む、日本刀の場合と同じ原理の鍛造法が定着したのが、
その頃だそうでございます。
 
 それまでは、ダマス剣の名が高かったそうでございますが、
これは近東よりもたらされるもの。
 かなり希少だったことでございましょう

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