2025/07/23 「トマリさんが暮らしていた宇宙船団は今どこにいるのか?」記事内にて、間違いがあったので訂正しておきました。
光速の99.5%で飛んでいる場合、宇宙船内で時間が6年経ったのなら、60光年弱の距離をその宇宙船は飛んだことになるみたいでございます。
制止している観測者の側が10倍の60年経っているのでございますから、光に近い速さなら約60光年は当然、なのでございますが、ややこしい話なので、混乱してしまいました。
往復でそれなら片道は30光年弱。
それだとかなり遠いですが、光速の99.5%は人間の乗る宇宙船といたしましては無理と思われるので、それはないでしょう。
(タイトル下に書こうとしましたが、また長くなってしまったのでこちらへ)
☆ というわけで、『エンディミオン』、
上巻の後半にさしかかっているところまで読みました。。
上巻の後半にさしかかっているところまで読みました。。
『機動戦士ガンダム ジークアクス』との関連は……。
今のところ、と前置きして、
前回紹介したあらすじ以上はそれほどなさそうでございます。
前回紹介したあらすじ以上はそれほどなさそうでございます。
その程度だと思ってはおりました。
パロディってそういうものでございますものな。
あまりガッツリ入れ込んでしまうと、うまく行かなくなってしまう。
あまりガッツリ入れ込んでしまうと、うまく行かなくなってしまう。
その作品をメインにしようとしているのでない場合は特に、でございますな。
実際しばしばパロディにございますでしょ。
あまり読んでないなって思うものとか。
わざとかそうでないかに関わらず、そのようなことはございます。
さて、
この『エンディミオン』。
『スターウォーズ』のようなと表現されることもございますように、
しっかりしたスペースオペラでございます。
しっかりしたスペースオペラでございます。
映画にしたらサクサク進むかもしれません。
ただ小説でございますから、
裏の物語とか、細かい描写とか、設定とかがいちいち入ってくるのですよね。
それがお話を長くしている原因かと存じます。
カトリック系キリスト教が支配する世界で
、しかもSFでございますから、用語にエヴァ味を感じるところもございます。
、しかもSFでございますから、用語にエヴァ味を感じるところもございます。
そのあたりも、カラー作品の元ネタとしてふさわしく思うのでございます。
☆ ☆ ☆
その『エンディミオン』。
連邦崩壊後、カトリック教会・パクスの神権政治に人類は支配されております。
スペースオペラ的な世界の多くがそうでございますように、
この世界にも超光速航法が存在いたします。
ですがそれがかなりユニーク。
超光速航行に入ると、宇宙船に乗っている人は
それに耐えられずドロドロのペースト状になってしまうのです。
それに耐えられずドロドロのペースト状になってしまうのです。
なのでそのひとしずくたりともこぼさないように、
棺桶のような密閉容器に入れられます。
で、到着したところで復活の儀式を行って復活させるという──。
儀式に3日ほどかければほぼ
確実によみがえらせることができるのでございますが、
3時間ほどでは半数ほどが生き返ることなくそのままに──。
とまぁ、
キリスト教が支配する世界ならではの独特でリスキーな航法なのでございます。
生物、もしくは意識を持った存在はテレポートや時間移動が出来ないというのは、
たまに見かける設定でございますな。
『サイボーグ009』でもヨミ篇のあとでございました。
たまに見かける設定でございますな。
『サイボーグ009』でもヨミ篇のあとでございました。
瞬間移動など、制限がないとあまりにも便利になってしまうので
そのような縛りがあるの゛ございましょう。
そのような縛りがあるの゛ございましょう。
復活に関しては、RPG以降けっこうカジュアルに扱われるようになりました。
しかし、キリスト教にとっては最大とさえ言っていい奇跡。
キリスト教的世界観のこの宇宙では、あだやおろそかに扱っていいものではございません。
それをこの作品では、
死亡すること前提で積極的に活用していくのでございますからな。
死亡すること前提で積極的に活用していくのでございますからな。
かなりパンクと申してよろしゅうございましょう。
復活を織り込んで味方を死なせてしまうドラマ展開というのは、
マンガやラノベには例があるかもしれません。
マンガやラノベには例があるかもしれません。
ですが、それってサプライズでございますよね。
作品中、1回こっきりしか使えない奥の手とかでございましょう。
主人公たちが何度も復活したりしたら、それこそ飽きられてしまいますからな。
それを基本の設定として採り入れることで、
奇跡ではあるものの織り込み済みのこととしているのがすごい。
奇跡ではあるものの織り込み済みのこととしているのがすごい。
それもね、宗教的制約があまりないRPGでやるのなら、
当たり前になっておりますが、
あえてキリスト教的世界観の中でやるというのが、面白いと思うのでございます。
当たり前になっておりますが、
あえてキリスト教的世界観の中でやるというのが、面白いと思うのでございます。
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