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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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 vol.174 パンジャンドラム
 
ソードワールド2.5リプレイ『ドレイントラベース! 2』
ベーテ・有理・黒崎/グループSNE
(富士見書房)


「ソードワールド2.5」は、魔域とか魔動機文明とかのおかけで、
本当にいろいろなことができる世界になりましたよね。

 世界観的にそれでいいのかと思うこともしばしばでございますが
(たとえば連載中の「継承される物語」とか)、
マスターやプレイヤーの欲求に答えるという点では、非常に正しいと思われますし、
「ソードワールド」の路線と思われます、ラノベのTRPG化という点におきましては、
その変遷に対応しているようにも思われます。
 
 まぁ、そんなこと関係あるのかないのかわかりませんがパンジャンドラム。
 
 史実ですと、これ1943年からの開発なのでございますよね。
 こんな形のものが発展して戦車になったのかと思ったら、
戦車はもういろいろとできている時代の産物。
 
 ノルマンディ攻略ならほかに使えそうな兵器がありそうなものでございますのに、なぜ? 
 と申しますか、
 波を乗り越え、砂浜を越えて、敵の砲弾にむかって行くことを考えると、
 普通の車両でも難しい。
  
 イラストで描かれていた架空兵器を見て、
 どんなところでも踏破できると思ったのでございましょうかねぇ。
 
 これでしたら、ロケットをそのまま飛ばすほうが効果的な気がいたします。
 
 欺瞞作戦の一環という説もございますが、
 だとするとこれに関わった人って、大した人ではない……のかなぁ。
 
 まぁ、さすがあの「Top Gear [トップ ギア]」のお国でございますな。
 条件さえあえば、あの番組で何かおバカな企画に使われていたんじゃないかなぁ……。
 
 というわけで、
 

 トレイントラベラーズ2
 
 ザーレイ砲とパンジャンドラムで強化した、スティールバッファローにございます。

 絵は、コメントではレールから外れないかを心配されておりましたが、
むしろレールに支えられているからまっすぐに進むと思ったのでございます。
 常に前方を走っているわけではなく必要に応じて射出するだけですし、ヨーヨーの
ようにひも付きで一定の長さまでいったら巻き戻されるようになっておりますから、
カーブで使わなければ脱輪もないかと。
まぁ、
アメリカ開拓時代の機関車についていた牛よけを能動的にしたようなものでございますな。
 
 通常時は車体前面の両サイドに格納。そのカバーがぱかっと開き、射出されるわけですな。レールに乗る瞬間に脱線の心配がございますが、そこは魔動機でございますもの、
上手いこといきましょう。
 
 ザーレイ砲とあわせまして、
 改造前とはずいぶん前方の外観が異なるものになると存じます。
 
 ちなみに、パンジャンドラムと九柱戯との関連は……、たぶんないでしょうなぁ。



 
 いっしょに送ってボツになったのは、2枚。
『ストラトシャウト』
古町みゆき/冒険企画局(新紀元社Role&RollBollks/2019/2)のものと、
ゲームノベル「ブラマタリの供物 後日譚 暗黒の鎮魂歌」
Role&Roll vol.172 p.142-149 についてのもの。
 
 ストラスシャウト
 
『ストラトシャウト』は、
部室が焼けて……というとんでもないところから話が始まりますな。
 
 部室が焼けてドラムセットがなくなっちゃったなら、
 ドラマーの真黒さんはどうするんだろ? 
 他の人はアルカリさんちの防音室で練習を続けるみたいだけれど……。
 
 実家にドラムセットがあるみたいだから、
 真黒さんだけお家に帰って、そこからネットを介して防音室組と練習を行うのかな、
などと思っておりましたら、アルカリさんのお父君がドラムセットを持っていて……。
 
 どれだけご都合主義なんだ!!
 
 まぁ、そこら辺が、言ったものがちのTRPGらしさ? 
 でも、こんなの許される場合ばかりじゃない……、
と申しますか、許される方が少ないんじゃあ……。
 
 というわけで、絵のほうはそれをエスカレートさせて、部室が武道館風に……。
 もちろん、武道はできません。
 YMOが使っていたシンセと申しますのは、通称タンスと呼ばれるやつでございますな。
 立ち上げて音が安定するまで5時間だかかかるとか、
 配線を変えながら演奏していくとか……なんかそんなすごいやつ。
 あのお父さまならそれぐらい……。
 
 
 

ゲームノベル「ブラマタリの供物 後日譚 暗黒の鎮魂歌」。
 
暗い日曜日
 
  
<暗い日曜日>という歌は実際にあって、
ゲームに関わる部分の直前までは、史実に基づいて書かれているようでございますな。
 レコードの逆再生で自殺者が出たのだとすれば、
ハンガリー語版でもフランス語版でも同じ効果が得られるというのはおかしいのでは?
 などと、重箱の隅の疑問が思いつきましたが、
まぁ、ハンガリー版は、社会状況と母国語の力で、
逆回転にしなくても、歌の力でそのまま自殺者が出た……、と解釈しておきましょう。
 
 逆再生で自殺と申しますのも、この作品でのことでございますし。
 
 絵のキ・マイラ氏は、描こうと思ったとき、
「ソバヤ SOBAYA」なんかのころのうさんくさいタモリが浮かんできたので、
そんなイメージで。
と申しましても、参考にしたり似せようとしたりはしておりません。
むしろ、違う感じにしようとしたぐらいでございます。
  
 
 このゲームノベル、問題は、難しかった……。
 第二次大戦を早める結果に……。
 でもまぁ、それは仕方ない。
 
 戦争は不可避だったのでございます。

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