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2025/04/15 きのう、「Role&Roll」を買いに静岡ジュンク堂へ。最後の一冊でございました。そして『灼熱の追撃』、ようやく買えました。あと買ったのは『MOTHER2のひみつ』。中が見えなかったのでどんな本か分からず、6000円はちょっと高いなぁ、と思ったのですが、家へ帰って開封してみると、開発時のメモやら何やらで、興味深うございました。でも『MOTHER』は GBAの「1+2」持っていて、1はやったのでございますが、2はやっていないんですよねぇ……。
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(上に収まらなかったので、ここで)
 
イチジク受粉方法ってご存じですか?
イチジクは無花果と書き、パッと見、花がございませんが、
実は実に見える花托
(かたく=普通の花でいうと花の下の膨らんだ部分のことでございます)、
中に花があるのでございます。
 
 野生のイチジクオスの木とメスの木がある雌雄異株なので、
単体では受粉できません
 
花粉を媒介するのはイチジクコバチという小さな虫なのですな。
 
 このイチジクコバチ、イチジクの中に卵を産み付け、
羽化後は実の中で交尾し、卵を持ったメスだけが実の外に出て行きます。
オスの方は中で死んでしまうのだとか。
 
 で、飛び立ったメスは、イチジクに卵を産み付けるのでございますが、
雄花か雌花かの区別はつきません。
 
 で、雌花にたどり着けばイチジクの受粉成功
ですがコバチは雌花が邪魔をして産卵できず、子孫繁栄失敗
 
雄花にたどり着いた場合、コバチの卵はその中で成長し、
先ほども書いたとおり、コバチは次の世代に命を繋ぐことが出来るのですが、
イチジクは受粉しないという……。
 
 何とも妙な共生関係でございますな。
 
 これを読んで、イチジクって中にハチが死んでいるんだ……って心配した方、
ご安心を。
 
 イチジクのうち実を食べるのは雌株だけ。
 それに、イチジクコバチを必要とするイチジクは
カプリ種とスミルナ種(カプリ種の雄花から受粉)。
 
 日本で栽培されているイチジクはほとんど「桝井ドーフィン」という種類で。
これは単為結果性(たんいけっかせい)=受粉しなくても実がなるタイプ
なのだそうでございます。
 
 そもそもイチジクコバチは寒さに弱く、日本の冬に耐えられないのだとか。
 
 ちゃんと調べられなかったのですが、
種ではなく、木を植え付けて育てて行くみたいですな。
  
(*) 輸入されたドライフルーツのイチジクの場合、
  稀にコバチが入っていることがあるそうでございます。
  食べても問題ないのだとか。

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