2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
『トロール牙峠戦争』
スティーブ・ジャクソン:著 安田均:訳
(グループSNE/2021/3)
スティーブ・ジャクソン:著 安田均:訳
(グループSNE/2021/3)
思っていたのと違っておりました。
というか、勘違いしていたのでございます。
『タイタン』の魔法戦争の項で、
トロール牙峠での戦いに触れられておりますでしょ。
トロール牙峠での戦いに触れられておりますでしょ。
ですからその戦いに、
悪魔と呼ばれるザゴール・バルサス・ザラダンの3人が関わっていて、
その詳細を描いた作品だとばかり思っていたのでございます。
と申しますか、魔法戦争全体を、ですな。
トロール牙での戦いは、その中でも見どころ──三国志でいえば赤壁みたいなもので、
そのためにそれがタイトルになったのだと……。
そのためにそれがタイトルになったのだと……。
旧「ウォーロック」誌の時代からず~っとそうだと思っていて、
読んだあとでもそう思っておりました。
読んだあとでもそう思っておりました。
変だな、と思ったのは、
この記事を書くために『タイタン』を読み返したときのこと。
この記事を書くために『タイタン』を読み返したときのこと。
いきさつやサラニモスの動きが全然違うじゃございませんか。
あらためて考えてみますと、この時代であるはずがございません。
なにしろポートブラックサンドが存在(p.59)いたしますものな。
魔法大戦後に出来たブラックサンドが、
それ以前の時代の話で出てくるわけがないのでございます。
それ以前の時代の話で出てくるわけがないのでございます。
ではいつの時代か……。
は、タイタンの歴史に詳しい人に任せることにいたします。
まっ、いづれにせよ、この作品は
ゲームブックとも『タイタン』とも似て非なる世界線にあるようでございます。
ゲームブックとも『タイタン』とも似て非なる世界線にあるようでございます。
例えば『タイタン』では悪魔の3人はほぼ同年齢で、
師であるダークストームも17歳の時、三人の手で殺したことになっております。
師であるダークストームも17歳の時、三人の手で殺したことになっております。
対して、『トロール牙峠戦争』では、
ザゴールがバルサスやザラダンに比べ、知名度も低く若いことになっております。
師の殺害にも関わっておらず、
それどころか、バルサス・ザラダンの行為を憤慨、軽蔑しているとのこと。
リッサミナさんは、そうおっしゃっているのですな。
だから、2人を打ち負かす方法を教えてくれるかもしれない(p.164)と。
カネルウォートについて、
師からこの2人に伝えられたと書かれているのも(p.177)、
このことを裏づけておりましょう。
師からこの2人に伝えられたと書かれているのも(p.177)、
このことを裏づけておりましょう。
2人に、ということは、ザゴールは教わっていないのですな。
2人がこの魔薬を学んだのが、ザゴールが来る前だったのかもしれません。
あるいは、ダークストーム自身はこの研究に熱心ではなかったようですから、
その危険性を考慮して若いザゴールには伝えるのをやめたのかも。
あるいは、ダークストーム自身はこの研究に熱心ではなかったようですから、
その危険性を考慮して若いザゴールには伝えるのをやめたのかも。
いづれにせよ、ザゴールは他の二人とは同格とは見られていなかった節がございます。
一方でザゴールは、対等の立場と思っていたようでございます。
三人はたがいにしのぎを削る好敵手だった、などと述懐しておりますし。
まぁ、そうした認識の違いはよくあることではございますが。
ただ、ザゴールが一番の若年だとすると、気になるのが三人の年齢でございますよねぇ。
一体、三人はどのぐらいの時代にダークストームに弟子入りしたのか。今何歳なのか。
だって一番若いザゴールの正体があれですよ。
あとの二人は──。
異界に行くことが出来るから、時間の流れが違うのかなぁ。
魔術師の年齢はよく分かりません。
そんなわけでこの世界は、
『タイタン』やゲームブックでの世界とはほぼ同じだけど
微妙に異なる世界なのでございます。
『タイタン』やゲームブックでの世界とはほぼ同じだけど
微妙に異なる世界なのでございます。
そのあたり、TRPG界隈の方ならば容易に受け容れられると思いますが、
読み始めるにあたってそう心得ておくと、重箱の隅につまづくこともないかと存じます。
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