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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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  「テクノポリス」1985年3月号のテクノポリス1985/3  
  「TECHNO・FORUM」(p.110)には、

  西東社『大統領を捜せ!!』『ウォー・ゲーム』の紹介、
  それに西東社でストーリーを募集していることも告知しております。

  ただの紹介記事でございますが、


「ナイコンの君でも十分、アドベンチャーゲームのフンイキを
手軽に味わえるという、画期的ゲームブックだ。」

となっておりまして……。 

ナイコンという言葉は、分かりますよね? 
主に経済的な理由で、マイコン(パーソナルコンピューター)を
もっていない方のことを、やや自嘲的に指した言葉でございます。

2月の18日頃に発売された(多分)3月号ですから、
書かれたのは『火吹山の魔法使い』発売直後ぐらいでございましょうか。

つまりこれは、

日本でのゲームブックの始まる時点から、
パソコンが普及すればそれは衰退するだろうということが暗に示されていた、
と申しますよりも、
ごく自然な流れと認識されていた、

ということでございましょう。

実際には、パソコンではなくて、
ファミコンをはじめとする家庭用ゲーム機が
席巻するようになったのでございますが。

 このような紹介記事では致し方ございませんが、
ゲームブック独自の魅力については意識されておりませんですな。



 ついでなので、もう一冊。

テクノポリス1986/3 「テクノポリス」1986年3月号
「Gaming World Information」には、

「ゴジランド・ゲームブック」(東宝)の
『ショコラ色の恋』『百年眠りの冬』
それに「KAPPA SCIENCE」『縄文伝説』
の紹介記事が載っております。

まぁ、これもホントに紹介だけ。
 
……。
それだけではつまらないので、この号のゲームブック以外ではございますが、
ちょっと面白い記事を。

「ドアドア」で有名な、中村光一先生
「もしもコンピュータが○○できたら」
という記事を書いております(p.105)。

もしもコンピュータが進化したら

「空気中のあらゆる分子の動きをデータとして、それぞれの分子の運動を計算する」
ですとか、
「世の中のあらゆる事態がすべて予測できるようになる」
と、
「ラプラスの魔」みたいなことを書いておりますな。

 まぁ、コンピューターに対して、そんな夢を抱ける時代だった
ということでございましょう。


☆ 他にもゲームブックの紹介記事はあったでしょうが
  「テクノポリス」誌はこれだけしか持っていないので、書誌終了。
  この2冊は、特集のパソコンゲームのベスト50が目的で買っただけで、
「テクノポリス」誌が好きとかいうことはございませんでしたからなぁ……。
 

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