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2024/11/22 『赤毛のアン』が『アン・シャーリー』というタイトルになって2025年5月。Eテレで放映されるそうでございますな。キャラクターは以前日本アニメーションで製作された『赤毛のアン』をちょっと大人っぽくか、外国人に寄せた感じ。キャラクター原案:近藤喜文となるのかなぁ。基本的な服装などはどうあっても同じ感じになると思うので、あとは高畑勲先生へのリスペクトを表明するかどうかといった話になりましょうな。過去のアニメ作品をリスペクトして作られるってないですよねぇ。しかも小説などが原作としてありつつ。新しくていいと思います。
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メランコリックオペレーション


  恋愛ノベルシミュレーションゲーム
   Heart of Magic
  『メランコリック・オペレーション』
  執筆:東風円/監修:みやかわたけし
  ホビーデータ(平成9年7月/角川mini文庫)

 (おおっと、画像がじっさいの本と逆だ)


頑張っているね」の比較級は、

「無理しているね」、最上級は

「無茶しているね」だよね!?



……。
いや、この一言が書きたくて、
この作品を取り上げたのでございますが……。


だって言いたくもなるじゃないですか。


1ページ372文字(31×12)で、111ページ。
( 本文のみ。ルールやイラストは除いて、でございます)
およそ、えーっと、
ROLE&ROLLの作品募集ページを参考にすると、
あの雑誌で1516ページ分ぐらいってことになりましょうか。
ゲームブックですから、空白も多いですし……。
それで3人の女性、一年間を扱おうって言うのですから。


とおりいっぺんのものになるのが当然必然


制作中、作者はどう感じていたのでございましょう。


無理無理無理、と思いながら作ったのか、
それとも割り切っての仕事か……。


ちょっとネタバレではございますが、魔法適性試験に失敗すると女の子は、
消滅してしまうのだそうでございます。

恋と遊びと勉強の三すくみでゲーム性を出そうとしているのですな。

でも、ありきたりのイベントを積み重ねるだけしかできていないので、
切なさとか、焦燥とか、そういうものを出すまでに
当然到ってはおりません。


ちなみに、本書は、ホビーデータ社の大規模メールゲーム、
『ハート・オブ・マジック』の関連本だそうでございます。


ゲームについての詳しいことは存じませんが、
このゲームに参加するプレイヤーを対象に作られたものでございましょう。
登場するNPCと基本的なルールを紹介するという
仕様ありきなのでございましょうな。


そのあたりも、物語を圧迫しております。


後書きにも

mini文庫に許された枚数の中に
三人の女の子を詰め込んだため、
説明的な描写はほとんどありません。
でも、それはそれで良かったと思うのです。
つき合い始めの女の子って未知の部分がたくさんあって、
つき合っていくうちに初めてわかること多いもの。
この本もこれと同じなんですね。繰り返し遊んで
いろいろ「発見」してください。」


と書かれております。


……。


ものは言いようと申しますか、


無理をしておりますな……。


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