2024/12/04 オカルト好きの高倉健って、パワーワードだなぁ。
これは「Role&Roll 217」
の読者欄に載せていただいた絵でございます。
の読者欄に載せていただいた絵でございます。
vol.215『ケダモノオペラ』のエピソード、
「永遠の戦士」にヒントを得たものでございます。
「永遠の戦士」にヒントを得たものでございます。
月の光を喰らい時を巻き戻すヤミオオカミ。
果つることなき時の中、戦士との戦いを永劫にわたって繰り返す──。
果つることなき時の中、戦士との戦いを永劫にわたって繰り返す──。
『ケダモノオペラ』の設定はかなり独特でございまして、
ケダモノと呼ばれる人喰いの怪物は
疑似餌と呼ばれる人間そっくりの器官を備えております。
ケダモノと呼ばれる人喰いの怪物は
疑似餌と呼ばれる人間そっくりの器官を備えております。
人間と怪物がつながっているのでございますな。
ただし、疑似餌を本物の人間だと思いこんでいる人には怪物は見えない。
普通の人間がそこにいると思いこんで接してしまうのでございます。
怪物としてふるまうときには
疑似餌を体内に収納することも出来るらしいのでございますが、
一枚だけの絵として描く場合には、疑似餌の方も描きたいじゃないですか。
でないと、この作品の特徴か分からなくなってしまいますから──。
というわけで、絵では女性を前面に出しております。
オオカミさんの方は月の面に象徴的に描かれておりますが、
見えてない感じで。
周りに転がった頭蓋骨が無数の戦いを表現しております。
お話では一人との戦いが繰り返される形だったような気もいたしますが、
それでしたらやはり象徴的な意味合いとして──。
さて、この絵を描くに当たりまして、まず最初に考えたのは
どのようにオオカミさんが月を食べるかということでございますよね。
文章からいたしますと、直接満月をパクってやる感じではございません。
オオカミの毛並みが銀に変じていくに連れ
月が欠けていくというのでございますから
魔術的な力でございましょう。
ですが、一枚絵でそれを描くのは難しゅうございます。
そこで童話的に具体的にオオカミさんが月をカプッとやるところを
描いてみたのでございますが、どうもピンとまいりません。
横から食べても背後から食べるにしても、
どうもありきたりなのでございますな。
そこでふと思ったのでございます。
月を食べるというので、
月食や月の満ち欠けみたいに考えておりましたし、
記事の方もそうなのでございましょうが、
それを無視してもいいのではないかと。
そんなきれいな食べ方ではなく、
お菓子を食べ散らかすみたいなきたない食べ方ならどうだろうと。
そんなことを考えながら描きはじめていった結果がこれでございます。
オオカミさん、目がいくつもあるはずで、
最初はそうだったのでございますが、
なんか描いているうちに忘れちゃいましたな。
最初はそうだったのでございますが、
なんか描いているうちに忘れちゃいましたな。
最初顔は月のまん中ほど、もっと低い位置に合ったのでございます。
目がつり上がり開いた口から長い牙がむき出しといった感じの
マンガ的なイメージの獣でございました。
目がつり上がり開いた口から長い牙がむき出しといった感じの
マンガ的なイメージの獣でございました。
でも疑似餌さんのウサ耳描いているうちに
そこがいい感じにオオカミさんの鼻の下部分になって、
それで上の方にいってしまったのでございます。
ちなみに鉛筆画。
1つ前のイメージにございます。
あまり資料とかも見ずに自由に描いております。
自由に描いていった結果、月がなくなってしまっておりますな。
オオカミさんも迫力があるかと。
で、絵のまん中辺にも、
なんとかして顔を描こうとしたあがきが見て取れるという。
迫力があってこちらも好きでございます。
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