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2024/05/14 数日前、テレビを点けたら片付けの番組をやっておりました。いっぱいになったガラス張りの食器棚から食器を全部おろし、空になった食器棚に並べていくのでございますが、その際食器棚をステージ、食器を俳優と考えるのだそうでございます。で、そのステージに立って見栄えのする俳優から並べていき、一人一人の俳優が輝ける以上は置かない。ゴチャゴチャする前にやめ、あとはは全部捨てる、というのでございますな。いやぁ、わたくしには出来ない。お金持ちの発想だなぁ。わたくしは捨てられる側だからなぁ。ゲームの資源管理と考えは同じでしょうが、それでも必要以上にシンプルにするというのは難しいかも。これも必要そうとか、予備としてみたいに入れちゃうものなぁ。
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KARMA SATURDAY NIGHT SPECIAL

サタスペp.2  
(↑2ページ目)

というわけで、「最初の『サタスペ』」をざっとながめてみました。

とにかく、いろんなものがございません。

『サタスペ・スペシアル』
「最初のサタスペ」では、
トリッパーなる用語が説明されておりましたが、それがない。
DDという言葉も使われていない。
ごく普通に、「プレイヤー」「マスター」でございました。
どういうことなのだろうと思いましたが、そのあたり『~スペシアル』第18頁
書かれてございます、『SATURDAY NIGHT FEVER』というご本から採っている
のでございましょう。


さらには、「亜侠」という言葉がございません。
言葉は世界を規定するものでございますから、この『サタスペ』のキーワードが
ないために、どこかしらもやっとしたものになっているのでございますよ。
『サタスペ』といえばヤクザ社会をイメージしますよね。最初のサタスペでも、
世界観はそれほど変わっておらず、侠客もその大きな一角を占めるわけですが
「亜侠」
という言葉がないせいか、必ずしも中心となっているわけではない。

むしろ「KARMA」という特殊能力をキャラクターに持たせることが出来、
それが超常能力である場合もけっこうあるため、現実よりもオカルティックな敵
との戦いに振られているような感じなのですな。
 薄汚い路地裏で、突然現れる妖異と戦うというような。

 ゲームブックで申せば『ゴーストハンターズ』みたいな……というか、
の原作である映画のような感じでしょうかね(ちらっとしか見たことはございませんが)


そして、「ファンブル」という言葉が存在しない。

『~スペシアル』第19頁の成功度表「マイナス1個以下」には

「ファンブル。今日は厄日か……。とんでもないコトになっちまった!!」

と書かれておりますが、その「ファンブル」という言葉がないのですな。
あっても無くてもさしたる違いはないかも知れません。

ですが、この言葉がないと、大失敗という感じがしなくて、単なる失敗と
実質上変わらない処分にするケースも多いような。

「ファンブル表」
もないですしね。


ないものを以上に挙げておきましたが、あるものはスタイル、もしくはこだわりですかね。

「ここでいう『技術』とは【Crime】や【Life】などの【Score】や<ゴミ漁り>や<観察>などの【Skill】
である。

 また『運』とは『骰子』を指す。」

といった具合に、英語をまじえてみたり「2D6」「骰子」と表記したり、文体にしてもそうですが、全体的にスタイリッシュなこだわりがございますな。
(持っている方は、『~スペシアル』第19頁中段の、該当箇所と比べてみても面白いと  思います)



若気のいたり?


もしかして、「DD」とか「トリッパー」とかいう言葉も、
若気のいたりだったりして……。

というわけで、じゃあねぇ~!

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