文房具屋さんで売っておりましたので、KING JIM社のデジタルメモ、
ポメラを買ってみました。
20000円ぐらい。
黒とオレンジがあったのですが、
珍しそうなのでオレンジで。
余計な機能はいっさいなし。
横書きのみ
メモ帳程度の性能。
などということは、あらかじめわかっていたので
問題はないのですが、
しまった! なことが一つ。
ACアダプタがない!!
そういうものはてっきり当たり前についてくるものだとばかり思っておりました。
まったくの想定外でございました。
あと、ふだんわたくしは、ユーザー補助の機能で、[シフト+文字]などを同時押しでなくてもいいように設定してあるのでございますよね。
以前使っていたワープロでもそのような設定ができましたし……。
それができないようなので、ちとつらい……。
まっ、慣れの問題なのでございますが。
ほかにも、キーが小さいので間違えて押してしまうとか
あとで再変換する方法が……とか。
わからないのかそもそも備わっていないのか、まだわからないことがちらほら。
買ってすぐ、今現在の感想はそんな感じでございます。
が、しかし。
そうした不満を差し引いても、良かったと思える点がございます。
まず、持ち運びが簡単にできる!
寝そべってでも書ける!
パソコンは一応、ノートパソコンではございますが、動かそうという気がしないので、これは大きな長所でございます。
そして、
とにかく、文章を書く機能しかない!
これって弱点のように聞こえますでしょうが、パソコンで文章を書いておりますと、おもしろいサイトを見たりしてつい遊んでしまいますからな。
そうならないという意味において、単機能だということは良いことなのでございます。
ワープロとしても、想像していたよりは悪くはございませぬし--。
とは申せ、もっとちゃんとした機能が欲しいと申しますのは事実でございます。
わたくしは以前、と申しますか、今も現役ですが、カシオ社のダーウィン(CX-9000)というワープロを使っていたのですな。
さすがに今はあまり火をいれませぬが、矩形(←この字がポメラでは出てこない……)選択やブロック編集が強力で、フローチャートをそれで書いたりしたこともございました。
それらの文書を
パソコンに移行しようとしたのでございますが、テキストファイルですと、形が乱れてしまいます。
それにダーウィンは、フローの矢印やその腕などの記号が貧弱だったものですから、
外字として登録していたのでございますよね。
それもウィンドウズのほうには単純には移行できませぬし--。
困ったものでございます。
そんなわけで、ポメラにもダーウィンぐらいの文書編集機能がついていてほしかったな、と思ってしまうのでございますよ。
購入の前は、巷で流行(はやり)のネットブックと比べてどうかな、とかも考えたのでございますが
(ネットブックは触ったことがございませぬが)、
まあ、おそらく、まったくの別物でございましょうな。
これはこれで良いものでございます。