2024/11/21 ソニーがKADOKAWAの買収を検討している。交渉は早ければ数週間で決着する可能性も、という話が2~3日前飛びこんでまいりましたな。これが本当でしたら、KADOKAWAのサイバー攻撃直後から話があったのでございましょう。これが成立すると紙媒体が減りそうですなぁ。清濁併せ呑むKADOKAWAの濁の部分が捨てられそうな気も。niconicoなんて過激な書き込みはアウトになって、映画やアーチストのプロモーションに使われそう。コンピュータゲーム界隈も合併・再編で面白くなくなった気がするけど、そうなるんだんだろ……のかなぁ。まぁ、技術のソニーでございますから、サイバー攻撃に対してはかなり信頼度の高いものとなりそうではございますが。
というタイトルで、
記事を書こうと思ったのでございますが、
確認のために調べた結果が
あまりかんばしくございませんでした。
なので書かないつもりでしたが、
せっかくなのでいったん全消ししたものを、
書き直してお送りいたします。
にしても、このテーマ自体、
わたくしが書くことではない気も……。
(「ふぁんろーど ごお」(昭和56(1981)年5月)→
記事を書こうと思ったのでございますが、
確認のために調べた結果が
あまりかんばしくございませんでした。
なので書かないつもりでしたが、
せっかくなのでいったん全消ししたものを、
書き直してお送りいたします。
にしても、このテーマ自体、
わたくしが書くことではない気も……。
(「ふぁんろーど ごお」(昭和56(1981)年5月)→
「ショタコン」の意味はご存じでございますな。
ショタが『鉄人28号』の金田正太郎さんを指すことや、
それが「ふぁんろーど」の
「ふぁんろーど★くりにっく」というQ&Aコーナー起源だということも。
ですが、おそらくそこには、いくつかの誤解と申しますか、
そのようなものがあると思うのでございます。
まず、その『鉄人28号』の金田正太郎さんでございます。
子供なのに銃を撃ち車を乗り回していることが指摘されますが、
実は横山光輝先生は金田正太郎さんを
少年として描く気はなかったのではないかという節があるのでございますな。
それが少年探偵と呼ばれ、半ズボンをはいているのは、
掲載誌である『少年』編集部の強い要望があったのではないかと――。
傍証として――
と、『ジャイアント・ロボ』で、
最初のほうの主人公の顔がまったくの大人に描かれているのに、
ハシラやあらすじなど、編集部が手がけたであろうと思われるところでは、
さかんに「少年」と呼ばれている点や、
あとのほうになると主人公の顔つきが童顔に変わっている点を
指摘しようとしたのでございますが――
ウィキペディアを見ますと、最初のほうの顔が違うのは、
小沢さとる先生の代筆だったからだそうでございます。
それに、『ジャイアントロボ』のほうは「少年サンデー」連載……。
ということは、傍証にも何もなりはいたしません。
でも、やっぱり、
横山先生としては金田正太郎さんを青年として描きたかったんじゃないかなぁ。
「ジャイアントロボ」にいたしましても『伊賀の影丸』にいたしましても、
スパイ物っぽい世界を描いておりますしーー。
ゲームブックの『鉄人28号』でも、金田正太郎さんではなく、
青年の君が主人公(正太郎さんもそのときは青年)でございますし。
★ まぁ、でも、横山先生もその辺は割り切って描いていたでしょうけど、ね。
童顔で車やバイクに乗り、拳銃を撃つ少年ヒーローは他にもおりましたし、
☆ 2つ目は、『鉄人28号』と申しましても、
横山光輝先生のマンガを指すとは限らないということ。
実は、このQ&Aの当時(1981)、
テレビでは新しい『鉄人28号』が放映されていたのですな。
まぎらわしいので、
のちに『太陽の使者 鉄人28号』と表記されるようになる鉄人でございます。
――って書こうと思ったら、
その辺のいきさつはウィキペディアの「ショタコン」の項目に書いてございました。
次に書こうとしたことも、同じ項目に書かれております。
「イニシャルビスケットのKは懐疑的な表現でコメントを寄せていた」
でも、これでは意味がとりかねますよね。
というわけで、当該の文章がこれ。
「ふぁんろーど ごお」(昭和56年5月(雑誌のならいとしてホントは4月中頃発売)
書かれておりますとおり、以前の号で、ロリコンとは? ミーハーとは?
という質問があったのちのQ&Aでございます。
正太郎君コンプレックスでショタコンじゃゴロが悪いでしょ、と否定して、
それもロリコンでいいんじゃないかなぁ、とおっしゃっているわけでございますな。
この文章からどっちの正太郎さんかを考えますと、
全少年キャラの代表として挙げるには、
当時放映されていた『太陽の使者~』の正太郎さんでは弱すぎると思いますし、
否定的なと申しますか、ネタ的な雰囲気を含んでいることから考えても、
かわいらしさを意識していない横山版の正太郎さんを
念頭に置いているのではないかと思われます。
ですから、ロリコンでいいんじゃないかな、
という結論だったわけでございますが、
ウィキペディアにもございますとおり、
他に適当な言葉がなかったために、この言葉が定着していくわけでございます。
その後の「ふぁんろーど」誌を見ますと、
やはり両方の作品が混在してイメージされているのでございますな。
わたくしといたしましては、
そのテのことを全然意識していない漫画のキャラクターとこの言葉のギャップ、
それにゴロの悪さが、ショタコンという言葉の普及に貢献しているような気がいたします。
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