2024/11/21 ソニーがKADOKAWAの買収を検討している。交渉は早ければ数週間で決着する可能性も、という話が2~3日前飛びこんでまいりましたな。これが本当でしたら、KADOKAWAのサイバー攻撃直後から話があったのでございましょう。これが成立すると紙媒体が減りそうですなぁ。清濁併せ呑むKADOKAWAの濁の部分が捨てられそうな気も。niconicoなんて過激な書き込みはアウトになって、映画やアーチストのプロモーションに使われそう。コンピュータゲーム界隈も合併・再編で面白くなくなった気がするけど、そうなるんだんだろ……のかなぁ。まぁ、技術のソニーでございますから、サイバー攻撃に対してはかなり信頼度の高いものとなりそうではございますが。
『少女・ネム①』
作:カリブ・マーレィ 画:木崎ひろすけ(ASCII COMIX/1997/1)
a-Tooでたまたま見つけたので買いましたよ~。
まさか、あるとは思わなかったので、探していませんが、偶然見つけちゃったよ。
天才的なマンガの才能を持ちながら、それを発表できないでいる
繊細で引っ込み思案な少女の話。
緻密で丁寧な絵柄が、相乗的に作品を深化させております。
木崎先生と主人公の少女とは、
どれぐらい似た存在なのだろうとか思ってしまうぐらいに……。
荒れた生活に嫌気がさして故郷に帰ってきた(元)マンガ家、木村ゴローと、
ネムの絵をすごいと感じて、アシスタントに欲しいと思っている人気マンガ家
(でも、ネムの居場所を知らない)、伊藤れい子、
という人物の配置もいい。
(木村さん)
……。
のですが、作品内容については、そのあたりでやめておきましょう。
なんかね、あとがきマンガで、
どれぐらい似た存在なのだろうとか思ってしまうぐらいに……。
荒れた生活に嫌気がさして故郷に帰ってきた(元)マンガ家、木村ゴローと、
ネムの絵をすごいと感じて、アシスタントに欲しいと思っている人気マンガ家
(でも、ネムの居場所を知らない)、伊藤れい子、
という人物の配置もいい。
(木村さん)
……。
のですが、作品内容については、そのあたりでやめておきましょう。
なんかね、あとがきマンガで、
な~んてこと書かれると、何にも言えなくなっちゃう。
☆ ちなみに、「みかん」でございます。
2巻というのはございません。
(「連載中」の広告があるので、このあとちょっと続いたみたいですが)
☆ ちなみに、「みかん」でございます。
2巻というのはございません。
(「連載中」の広告があるので、このあとちょっと続いたみたいですが)
☆ 絵に関しては、「ゲームブックマガジン第二号」(社会思想社)に
このような投稿がございました。
もっとも、わたくしは「ゲームブックマガジン」は持っていないので、
まご引き、いやまごまご引きかな、ではございますが。
このような投稿がございました。
もっとも、わたくしは「ゲームブックマガジン」は持っていないので、
まご引き、いやまごまご引きかな、ではございますが。
「僕がアドベンチャーゲームブックを始めたのは
あの『火吹山の魔法使い』に出てくるミノタウロスのイラストに惹かれたからです。
社会思想社のゲームブックシリーズのイラストはとてもいいと思います。
特に好きなのは『火吹山の魔法使い』、『盗賊都市』、
そして『死のワナの地下迷宮』です。すばらしいと思います。
スクリーントーンや定規などいっさい使わない、
ウスズミなどはもってのほかのち密なペン画に魅力を感じます。」(……)
(愛知県 PN 薄羽かげろう 20才)
あの『火吹山の魔法使い』に出てくるミノタウロスのイラストに惹かれたからです。
社会思想社のゲームブックシリーズのイラストはとてもいいと思います。
特に好きなのは『火吹山の魔法使い』、『盗賊都市』、
そして『死のワナの地下迷宮』です。すばらしいと思います。
スクリーントーンや定規などいっさい使わない、
ウスズミなどはもってのほかのち密なペン画に魅力を感じます。」(……)
(愛知県 PN 薄羽かげろう 20才)
このミノさんが、
どうやったらここ
につながるの~?
と首をかしげたくなる
ところでございますが、
養分の一つということで
ございましょう。
「スクリーントーン」以下の文は、まさに、御自身の作風を表しておりますな。
☆ 俯瞰をはじめとした、さまざまな構図。
ブレのない描き込み
☆ 文字もすごい。
いや、まったくもってさすがとしか申せません。
追記:ただね、
薄羽かげろう名義で「ウォーロック」誌に載った
イラストのようなものが、もともと描きたかったものではないかとも、
わたくしとしては、思うのでございます。
ファンジーとメルヘンの中間のような、異世界での少年の冒険……。
たとえば……、
『未来少年コナン』とか『名探偵ホームズ』のような、
まんが映画の感じでございましょうか……。
(ストーリーの人というよりも、アートの人のような感じですから、
作者の意を汲んでくれる原作者が必要になってくるかもしれませんが)。
それがこの『少女ネム』では、ひたむきに生きる少女の物語――。
ある意味、
宮崎駿先生の進んだ道をたどったと言えるかも?
奇しくも、もしくは図らずも、ではございましょうが。
奇しくも、もしくは図らずも、ではございましょうが。
(「コミックモエ」誌7号に載った「きずな」という作品は、
ちょっと見たことがございます。
生き別れになったマンモスの親子が、骨となって現代で再会する話。
効果音だけが吹き出しのサイレントという、
こだわりを感じさせる作品でございました。
キャラクターはコミカルでございますな)。
☆ そういえば、
リンクにある
「野望の王国」ミラーサイト入り口 に、
「この小さな書物を、ふたりの友人に捧げます。
木崎ひろすけさん。
石井文弘くん。
石井文弘くん。
喜んでもらえたらいいな。」
木村航(茗荷屋甚六)『歌う虚 秘神大作戦』あとがきより
って書いてあったなぁ。
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